大人は生きて来た年月の分、経験があるため、「あ〜こんな事もあるよね。」と、
対応できる事もあるでしょう。
しかし、子供たちにとっては、目の前に広がる楽しい希望と同じくらい不安もたくさんあると思います。
先日、フッと笑った子に対して、
「何笑ってるの?!何がおかしいの!」
と、その笑っている(とされる)子に、詰め寄る場面がありました。
また、ある時には
「コーチ、あの子が、へんな事を言ってきた!」
「あの子がへんな呼び方をしてくる!」と訴えてきた子がいました。
何度かそのような事があったので、
よくその状況を観察した上で
私はそのような子に、
「大丈夫だよ、誰もあなたのことを馬鹿にしていないし、イジワルしてやろう、嫌な思いをさせてやろう、なんて思っていないよ。」
「いい子だなあ!いろんな事が出来てすごいなあとあなたの事を思っていることはあるかもしれないよ。あなたはそれくらいステキな子だよ」
とお話しました。
その子に意味が伝わったかどうかはわかりません。
(もちろんイジメに繋がるような言動は注意しなければなりません。コーチは全体を見渡しているので、そのような場合は、しっかりと指導します。)
"自己肯定感"とよく言いますが、
本当に自己肯定感が低いなあと感じてしまう子がいます。
とても素敵な子なのに、、です。
なんでそんなに自己肯定感が低いのだろうと思います。
過剰に"酷いことをされた!"と反応し、傷付いたら、攻撃的になってしまう性質の人が大人でもいます。
大人にも言える事ですが、
人の言ったことに勝手な解釈をいれない
事が大切だと思います。
そして、自分は愛されていれるという揺るがない自信を持ち合わせていれば、
人から何を言われても、気にならないはずです。
逆に、自己肯定感が低いために、人が何気なく言った言葉に過剰に反応して、
「謝って欲しい!」というのは、正しい行動でしょうか。
相手を逆に責めてしまっていないでしょうか。
さかなクンは、小学生の時、友達が書いたタコの絵に感動して、ひたすらタコの絵ばかり描いていたそうです。
周りの友達に、「タ〜コ、タ〜コ!」とからかわれても、全く気にならなかったそうです。
さかなクンのお母さんは、先生や他人がなんと言おうと、このままで良いと、さかなクン自身の世界観を大切に尊重したそうです。
まず、親が子どもを信頼すること、その気持ちは子どもに必ず伝わります。
それが自己肯定感に繋がっていくのではないでしょうか。
子どもより、まず、親が自信を持つこと、周りを気にしない事、つまりは親自身の心の鍛錬が大切ではと思います。
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