俳優のザック=エフロンが、地球の未来のためにサステナビリティを追求している人を訪ねて、その土地や風習、食に触れるというリアリティ番組です。新たな価値観や視野を広げる事が出来る大変面白い番組です😊
番組と関係なく、私がここでう〜んと考えさせられたのは、
ジェンダーに対する自分の感覚です。
第一回はアイスランドでした。
アイスランドは、地熱に大変恵まれており、
地熱発電もさかんに行われています。
そこに登場した、天然資源責任者のマータさんと地質学者のサンドラさんです。
名前からもわかるように、両方女性です。
私はそこで「女の人なのにすごいなあ〜」という感覚をなんとなく感じてしまったのです。
天然資源責任者とか地質学者って、
なんとなくオジサンのイメージがありませんか?
この女性たちは30代後半〜40代前半くらいです。
"若い女性の職業"とパッと言われて思い浮かぶ職業はなんですか?
女性の私も感覚が昭和からアップグレードされていないことに気づいて愕然としてしまいました。
世界男女平等ランキング(ジェンダーギャップ指数)2021年では、156カ国中日本は、
"シエラレオネ"という国の一つ上の121位。
日本は下から数えた方が早いですね。
ちなみにアイスランドは1位でした。
【2021年】最新のジェンダーギャップ指数ランキング 日本と世界の現状、コロナの影響は | ELEMINIST(エレミニスト)
サザエさんのように男が居間で座っていて、女がご飯を作る場面が令和の今も放送されていたり、少し前に炎上したファミマの"お母さん食堂"、女性の身体的特徴を強調したATSUGIのストッキング広告など、まだまだジェンダーに対して意識の低い日本では、
子供達は知らないうちに、女の人と男の人の役割を勘違いしたまま、昭和の感覚のまま育ってしまいます。
オジサンがそのような感覚を持っているイメージが強いですよね?
実は今の子供たちの会話からも、「なんでそこだけ昭和?」と思う感覚の子がいます。
「キャビンアテンダントは女の人がなって、パイロットは男の人がなるんだよ〜」
「ご飯や掃除は女の人がするんやで〜」と平気でいっていたりします。
英語やプログラミングを習っているけど、感覚は残念ながら昭和のままです。
私の身内の中高校生男子も、法事で集まった時に、どーんと居間で座り、いそいそとお母さんがご飯を作ってあげていました。自分が食べたご飯の食器も洗うどころかそのままで、ゲームをしていました。
令和時代の男子中高生には残念ながら見えませんでした。
我が子がそのような男の子と結婚したら、どんな事になってしまうんだろう、、、と不安になってしまいます。
つづく