地域で見守る ilo-イロー kitatomirai アフタースクール

奈良市北登美ヶ丘で、地域に密着した学童保育を2018年4月からオープンしました。地域で様々な年齢の人たちが共に学び、発見し、お互いに見守る場所を創造していきます。

自分軸での子育て

※今回は自分への自戒を込めて忘備録として記したいと思います。

 

子どもの特性を見極めて、様々な体験や学びをさせてあげていくうちに、

その子に何が向いているのか、その子の良さを伸ばす方向が見えてくるのではないかと思います。

ここで大切な事は、

"他人が良しとする"職業や学校、方向に

子どもを向けさせていないか。

 

親が友人や身内から「あなたのお子さんすごいわね〜!」と言われる方向に子どもを知らず知らずに向けていないか。

 

習い事、受験、職業などを子どもに選ばせる時に親のエゴに近い方向に向けてしまっていないか。

みんなが通っている塾に行かせるべきか、

中学受験は本当に必要なのか、

その安定しているとされる職業は本当にその子に向いているのか。

それは誰にも正解などわからない問題ですよね。

 

ネット上に我が子が進む道などどこにも載っていないわけで、

ただ、"最大公約数"しかわからない。

 

でも「私はこう思うからこうするのだ!他人などどうでも良い」と決めて子育てをすれば、

それが正解なのであり、

親が自分の頭で考え、自分の意見を持っていれば

いずれ我が子も「自分はこうしたい」と意見を表明してくれるでしょう。

その時は親として出来る事をバックアップすれば良いと思います。

 

この本を読むと、他人の顔色を見なくても、自分の意見を持って物事を進めれば良い、子育てをすれば良いと思えました。

たまに、家庭教師を頼まれることがあるのですが、

「親の(教育に対する)意識が30年前と変わっていない、、、」と愕然とする時があります。

 

今の小中高生の親世代の親(つまり、いまの子のおじいちゃん、おばあちゃん世代)は昭和ど真ん中世代。

高学歴が重要!、大企業に入れば将来安泰、食いっぱぐれの無い職業に!、ものづくりニッポン!の時代の親に、今の親の多くは教育を受けてきました。

そして、今の小中学生の親世代も少なからずこの昭和の感覚がある人もいるのではと思います。

ただもはや、Japan as No.1の時代はとっくに過ぎ去り、高齢化社会を迎え、"この職業につけば安泰"はもはや幻想というのは肌で感じますよね。

 

アメリカの時価総額ランキングは、10年前に比べて、IT企業が上位を占めるようになりました。

日本企業の顔ぶれが10年前と変わっているでしょうか?

これは少なからず30年以上変わっていない日本の教育、親の意識にも反映しているのではと思います。

引用

あれから1年、消費者の「無関心化」はどうなった? 日本「だけ」が悪化する低ロイヤリティ化の処方箋 | Web担当者Forum

 

小学生から

論理的思考や統計学など教えていくべきなのに、まだ

文句を言わず真面目に働く人材を育てる教育を日本はしています。

おそらくこれからもしばらくは日本の教育は、

大きくは変わっていかないでしょう。

(もちろん日本の教育にも他国に比べて良い点は沢山あります!主に生活面で)

 

ではどうすれば良いか。

親が他人軸ではなく、

自分軸で、自分の頭で考えて、様々な多様性を子どもに教えるべきだと私は思います。

オリジナルの人生を歩んでもらいたいです。

 

せっかく生まれて来たのだから、

ハンを押したような無難な人生を歩ませるのではなく、"あの人がこうしてるから"ではなく、

最大公約数を探すのではなく、

自分で考えて「私はこう思う!」という道を親子で模索しながら歩んでいけば、

後悔はないのではないかと思います。

 

 

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