地域で見守る ilo-イロー kitatomirai アフタースクール

奈良市北登美ヶ丘で、地域に密着した学童保育を2018年4月からオープンしました。地域で様々な年齢の人たちが共に学び、発見し、お互いに見守る場所を創造していきます。

みんなが集まってミーティングの時間

iloキタトミライには、おやつタイムがあります。学校から帰ってきて、みんなが揃ってから食べます。

市販のオヤツも提供しますが、なるべく身体に良い栄養も考えた物を出したいと考えています。

季節によりミカンや柿、ふかし芋、ウルメイワシなど。

ある日、

みんなが大半を残してしまい、ご馳走さまの挨拶もなかった日がありました。

みんな、今日はお腹が空いていないのかな?

ポテチの日はすぐ無くなるんだけど、、、

その日は、コーチ達はう〜ん、注意しようか、、みんな、たまたまお腹いっぱいだったのかな?、いろいろ考えました。

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後日、返金をして、オヤツをしばらく抜きにする事にしました。

子供達からは疑問の声がでたり、全くオヤツ抜きに気づかない子もいたり、いろんな子がいました。

みんなにきちんと説明しようと、コーチ達で話し合い、

そして、みんなに集まってもらい話をしました。

"みんなからは、アレルギーなど聞いているので、食べる事が出来る、なるべく身体に良いものをオヤツで出すようにしていること"

"市販品を出す日もあるし、たしかに市販品は美味しい。でも、なるべくみんなには、季節を感じたり、味覚の違いを感じる物を食べて欲しい"という話をしました。

 

ただし、これは"おやつ残さないでね!"と言った所で、子供たちには伝わるわけではないのかなあと感じます。

オヤツを食べた時のご馳走様など、それ以外例えば食事の場面での挨拶、感謝、礼儀、思いやりなどの幹の部分が身につかない間は、他者への思いやり、優しさなど他の部分に繋がらないと(自分の子供も含めて)思います。

オヤツは一例であって、挨拶、礼儀や思いやりを持たない間は、遊びやお友達と過ごす時の態度にも現れてしまうと思います。

大人の私もまだまだですが、そのような気持ちで日々、過ごして行かないといけないなあと思いました。