地域で見守る ilo-イロー kitatomirai アフタースクール

奈良市北登美ヶ丘で、地域に密着した学童保育を2018年4月からオープンしました。地域で様々な年齢の人たちが共に学び、発見し、お互いに見守る場所を創造していきます。

ランディー由紀子さんの本

 

私の子どもは6歳になりますが、4歳のときにこの本に出会いました。

12歳までの読み聞かせが子どもの「地頭」をつくる!

 

子育てに悩み、特に人から言われたことに悩んでいた時期があります。

考えなさい、考えてごらん、今からどうしたら良いか考えてみなさい、と保育園で子どもが言われ、戸惑っていた時期がありました。

子どもにとっては混乱していたかもしれません。

「考える」とはいったいどういうことなのでしょうか?

「考える」ということを”考えた”ことがなかったなと思ったのです。

子どもに考えて行動しなさいと言ってしまったとき、

大人ははたして「考えて」いるのだろうか、考えるとはどういうことなのか。

子どもに考えさせる、子どもが気づくまで待つ、、、、、、

思春期になれば、子どもは自立しようともがき、苦しみ、そして考えます。

それまではリーダー(親、先生、周りの大人など)がある程度導いてあげる必要があると、この本を読んで思いました。

 

広い草原で子どもがポツン、どうすればわからない、道がわからない、「考えなさい」と言われても、、、

それは、「褒めて育てる」など最近言われている子育てをしていると、子どもをこのような状態にしてしまうのではと思います。

最近は子育ては楽しいなあと思うようになりました。歳を重ね、子育てや仕事がわかってきて、いろんな考え方や人に触れ、自分に余裕が出てきたからかもしれません。あまり、周りに振り回されなくなり、自分自身を見るようにしているからでしょうか?

 

書籍の著者、ランディー由紀子さんの主催する認定メンター養成講座を受講していますが、この講座でミラーニューロンについてのお話がありました。

日本にはそれを表す良いことわざがあります。「子は親の鏡」。

子どもは本当に親の姿を見ていますよね。毎日、親が楽しそうにワクワク過ごしていたら、子も毎日どんな楽しいことがあるんだろう?と過ごすようになります。

私もまだまだですが、日々、大切に毎日子育てを楽しみたいと思います。