おん祭りが行われる若宮は、春日大社本社の御子神をおまつりし、水徳の神・学問芸能の神として篤く信仰されてきました。おん祭りは平安時代の保延二年(1136年)、時の関白藤原忠通公が天下泰平、五穀豊穣、万民和楽を祈って大和国一国をあげて行なったのが始まりであり、900年近い伝統があります。(春日若宮おん祭り保存会 第34集 案内資料より)
奈良市内の公立小学校は、毎年、おんまつりの日は、二限目までになります。
子供達もたくさん、見に来ていました。
県庁前で、見学したあと、
第五番 田楽(でんがく)。
「南大門交名の儀(なんだいもんきょうみょうのぎ)」の様子。
興福寺の「南都北嶺(なんとほくれい)」と呼ばれて恐れられていた僧兵の姿も。
沢山夜店があり、男子チームは、射的をして楽しみました!
興福寺南円堂の前で、記念撮影!
来年も見に行きたい!とみんな喜んでいる様子でした。
以前、若宮神を本殿よりお旅所の行宮(あんぐう)へと深夜お遷しする行事である「遷幸の儀」を拝見した事があります。参道では、灯りをつけることや写真撮影をする事は禁止されており、暗闇の中で、神様が榊に囲まれて、「ヲーヲー」という声(警蹕(みさき)の声)と共におりてくる姿は、かなりの迫力がありました。とても私語が出来る雰囲気ではありませんでした。
春日大社HP↓
大人になり改めて、子供達とおんまつりを見学して、奈良の伝統行事に触れる楽しさを感じ、もっと勉強したいと思いました。
ilo キタトミライに帰ってきてからは、
たこ焼きタイム!
おんまつりの日を満喫した一日でした。