地域で見守る ilo-イロー kitatomirai アフタースクール

奈良市北登美ヶ丘で、地域に密着した学童保育を2018年4月からオープンしました。地域で様々な年齢の人たちが共に学び、発見し、お互いに見守る場所を創造していきます。

フィンランド探訪⑤イロラ小学校

フィンランド ヴァンター市立イロラ小学校の続きです!

過去のエントリーはこちら↓

フィンランド探訪①

フィンランド探訪②

フィンランド探訪③

フィンランド探訪④ 

 

手芸室に続いて、工芸室を案内していただきました。

工具の種類がとても多いです。細かく使う用途によって様々な工具が用意されています。

デザインを愛する国ならでは、ですね。

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大型機械も揃っています。

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そして、圧巻だったのが木材の数。数が少なくなった木材はすぐに補充されるそうです。様々なサイズの木材がありました。

ちょうど、用務員さんが機材を動かして、何やら作業を行っていました。

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電動のこぎりかな?と思いましたが、電動ヤスリでした。

これは、低学年でも使うことが出来るそうです。

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学年により、使うことの出来る工具が細かく決められており、この表でその都度確認をするそうです。

危ないから使わせないということではなく、きちんと使い方を理解させ、正しく使ってもらうことを教えることが大切だとおっしゃっていました。

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工具の説明、作り方、形の英訳などわかりやすく授業をするそうです。

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のこぎりもきちんと整備され、大きさ、種類も豊富です。

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なんでも珍しく、いろんな場所を写真に撮っていました。

ホウキも、こんな風にかけておくと、ひょいっとすぐに取って、掃除が始めたくなりますよね。

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工芸室を出たところで、副校長先生が窓の外を指さしてお話ししてくれました。

「ちょうど、いまから、スケートをしにいくところですね!」

子供たちが校舎からぞろぞろスケート靴を持って出てきているところでした。

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スケートのほかに、学校の近くには大きな森があり、スキーをしたりすることがあり、森を一つの教室として、授業をすることもあるそうです。

森には素敵な小川が流れており、暖かい季節には探検したり、子供が「僕、チャレンジするよ!」といって、小川を飛び越えようとして、川に落ちてしまったり(笑)

森にはいろんな種類の木々があり、常緑樹の多い場所、針葉樹の多い場所がそれぞれあるので、調べたりもするそうです。

副校長先生は、お話をされている間、ずっと楽しそうにしているのが印象的でした。

たくさんの子供たちの顔を思い浮かべているのでしょうか。